筋肉の種類

筋肉の種類

私たち人間は様々な動作を行う中で、必ず「筋肉」を利用します。
何気ない動きの中でも無意識に腕の筋肉や足の筋肉を上手に活用しています。
本ページでは普段深く意識することはない「筋肉」について深掘りしていきましょう。

筋肉はあらゆる区分でカテゴライズすることが可能です。

・種類
・筋肉の支配
・筋肉の収縮速度
・役割
・所在

などなど。
それぞれの筋肉の分類から筋肉の種類を確認しましょう。

筋肉の種類

筋肉は大きく分けて「3つ」に分ける事ができます。

①骨格筋
②心筋
③平滑筋

それぞれ確認します。

①骨格筋

我々が通常「筋肉」という言葉を使用する際にはこの骨格筋を指している事ほとんどです。
骨格筋は骨と骨をつなぎ身体を動かすための役割を持っています。

筋肉は束状に集まった筋繊維で構成されており、筋膜という膜で覆われています。

②心筋

心筋とはその名の通り「心臓」の心臓壁を構成する筋肉です。
私人間の意思では動かす事ができない筋肉です。

心筋は特殊でどんなに動き続けても疲労しない特徴があります。
心筋の運動は自律神経が支配しており、興奮時に心臓がバクバクするのは急いで酸素や血液を回すよう指示が下った時です。

心筋の細胞は壊死、損傷すると再生する事ができない点も特殊です。

③平滑筋

上記の2つを除くと全て「平滑筋」です。
内臓や血管、軌道、消化器管などを構成する筋肉です。
心筋と同じく自分の意思では運動出来ません。
ちなみに心筋と同じく平滑筋も疲労しません。

筋肉の支配

筋肉の支配には大きく2つあります。
「随意筋」と「不随意筋」です。

随意筋とは自分の意思で動かせる筋肉の事で「骨格筋」が該当します。
不随意筋は自分の意思でコントロールできない「心筋」や「平滑筋」が該当します。

神経支配も分かれており、随意筋である「骨格筋」は「体性支配」
不随意筋である「心筋」と「平滑筋」は自律神経が支配します。

筋肉の収縮速度

骨格筋の性質は2つに分ける事ができます。
「速く動けて力が強い筋肉」と「ゆっくりと動きだが持久力がある筋肉」です。
前者を「速筋繊維」
後者を「遅筋繊維」と言います。

・速筋線維

速筋線維は色が「白色」で持久力がない代わりに素早く動作する事、質量を上げる事が出来る特徴があります。また、筋肉の体積も大きいのが特徴です。

・遅筋線維

遅筋線維は色が「赤色」で素早い動きや、力強い動きが得意ではない代わりに「長い時間動き続ける事が出来る」筋肉です。筋肉の体積は小さいのが特徴です。

筋肉の所在

骨格筋の中で身体の表面に位置し、動作を主とする筋肉を「アウターマッスル」。
姿勢や骨格の位置調整をしている筋肉を「インナーマッスル」と言います。

アウターマッスルを「表層筋」。インナーマッスルを「深層筋」と言います。

アウターマッスルは主に直接皮膚の上から触れる事ができる筋肉で、筋トレというのはこのアウターマッスルを鍛えている動作がほとんどです。
あらゆる動きや動作を行っている筋肉です。

インナーマッスルは身体の奥にある筋肉で、体積は小さく、姿勢を保持する目的があります。姿勢の改善やバランス感覚の強化、リハビリなどをする際はあえてこのインナーマッスルをトレーニングすることもあります。
インナーマッスルをトレーニングする場合は軽めの重りで高回数行うのが効果的です。

《部位別の骨格筋を紹介》
ではここからは骨格筋であり、アウターマッスルであり、随意筋である身体の主な筋肉を部位ごとに紹介していきます。

腕の筋肉

腕の筋肉を紹介します。

・上腕二頭筋・・・力こぶの部分
・上腕三頭筋・・・二の腕の筋肉
・三角筋・・・肩周りの筋肉
・橈側手根屈筋・・・前腕の手の平側の筋肉
・尺側手根伸筋・・・前腕の手の甲側の筋肉

身体の前面の筋肉

身体を正面から見たとの胴体の筋肉を紹介します。

・大胸筋・・・胸の筋肉
・腹直筋・・・腹筋
・腹斜筋・・・横っ腹の筋肉

背中の筋肉

背中の筋肉の紹介です。

・脊柱起立筋・・・インナーマッスルですが背骨に付いている筋肉で姿勢を維持する筋肉
・広背筋・・・背中の大きな筋肉
・僧帽筋・・・首の下から肩周りに付いている筋肉

足の筋肉

足周辺の筋肉です。

・大臀筋・・・お尻の大きな筋肉
・腸腰筋・・・股関節の筋肉
・大腿四頭筋・・・太ももの表の筋肉
・ハムストリングス・・・太ももの裏の筋肉
・腓腹筋・・・ふくらはぎの筋肉
・ヒラメ筋・・・ふくらはぎの下側の筋肉

筋肉の種類まとめ

筋肉にはあらゆるカテゴライズがあり、どの筋肉がどう構成されどこに支配され、どのような形状でどんな役割があるか。
などなど名称とあわせると複雑ですが、筋肉についての知識があるとトレーニングやダイエットの際に筋肉を意識しやすくなるので効率が上がります。

丸暗記する必要は全くありませんが、筋肉も自分の身体ですから、知識として把握しておくといいでしょう。

骨格筋の種類は600種類ほどあると言われているので、全て覚ようとすると切りがないです。自分がトレーニングで使用する筋肉だけで十分でしょう。

少しずつ筋肉と身体について勉強していきましょう。